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USPブログ

USPとUVPのちがい プロ野球選手・大谷翔平編

これまでUSPとUVPのちがいについて
何度がブログを書いてきました。

●USP不要論
http://synchro-k.com/wordpress/2016/09/21/012/

●USPを、UVPへ
http://synchro-k.com/wordpress/2016/09/07/003/

今回は、実例を用いてUSPとUVPのちがいを
具体的にお伝えします!
題材は、プロ野球選手・大谷翔平選手について。

大谷翔平選手と言えば、
日本プロ野球史上初の
ピッチャーと野手の兼任プレイヤーで、
USPは説明不要の「二刀流」。

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「独自のウリ」「他社と差別化できる強み」
という一般的なUSP視点で考えれば
非の打ちどころのないUSPです。

商業的に見ても球団経営に大きく貢献していて、
選手関連グッズの売り上げはチームNO.1。

一方、ピッチャー大谷翔平という視点で検証すると、
日本プロ野球史上もっとも速い球を投げられるピッチャーで、
最高速度は164kmをマークしています。

その圧倒的なスピードのおかげで
変化球も効果的に使え
さらには制球力もバツグンで、
ピッチャーとしてはレジェンド級の輝きを放っているのです。

ここであらためて
大谷翔平選手のUSPとUVPをまとめます。

USP:「二刀流」
日本プロ野球史上初・ピッチャーと野手の兼任プレイヤー
めずらしいから人気はある(商業的な価値はある)けど、
二刀流であることはチームの勝利に直結しない。

UVP:「最速164kmの剛速球」
日本プロ野球史上・最速ピッチャー
日本最速の剛速球を武器に、多彩な変化球と
優れた制球力で、チームの勝利に大きく貢献している。

つまり、大切なことはどんな価値を提供できるか
という価値の質であり、
プロ野球選手にとっての最大の価値は
「チームの勝利にいかに貢献できるか」
ということ。

たとえばヤンキースのスカウトに
「日本に二刀流の選手がいるよ」
と言っても何の興味も示さないけど、
(そもそも英語で二刀流って?)
「日本に164kmの剛速球を投げる若手ピッチャーがいるよ」
と言えばすぐに調査に入るでしょう。
(すでに調査に入っていますが)

このように、
「独自のウリ」「他社と差別化できる強み」
という意味でのUSPでは
本質的な価値にはならないので、
UVPに磨き上げることを意識して、
ご自身のビジネスを考えてみてはかがでしょうか。

もし、UVPのつくり方を聞いてみたいな
と思われたら、ぜひセミナーにご参加ください。

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とコメントいただくだけでOKです。

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