19Feb
USPをつくる最初のステップは、
強みの可視化です。
その手段として、3つのCを
3つの領域ごとに検証していきます。
【3つのC】
Company 自社、Competitor 競合、Customer 顧客
【3つの領域(MCC)】
Management、Contents、Communication
最初に考えるのは、Company(自社)のContents領域。
Contentsとは、プロダクト、サービス、店舗、工場など、
「顧客に提供しているもの」や「自社が保有しているもの」
とイメージするとわかりやすいです。
まずは、Contentsの特徴を書き出してみましょう!
と言われても、何をすればいいのか困りますよね。
(わかっていれば、ブログを読んでないって)
そこで事例として、新幹線でトライしてみます。
※東海道新幹線の場合
(Contentsの特徴)
・最高速度285km/h
・東京-新大阪間 最速2時間22分
・運行時間が正確
・16号編成で一度に多くの人を運べる
・東京 大阪 名古屋など、日本の大都市を結んでいる
・朝6時から運行
・車内清掃が早くて正確
・車内販売があり、お弁当や飲み物を購入できる
・グリーン車、指定席、自由席など、座席を選べる
・ホームに待合室がある
・整備や点検を徹底している(ドクターイエローなど)
・修学旅行で貸切もできる など
つぎは、自社のCommunication領域です。
おなじように新幹線(JR東海)が行っている
Communicationについて考えてみましょう!
Communicationとは、
Web、広告、日常会話など
商品を使用していないとき
(新幹線の場合は乗車していないとき)に
JRから受けている(受けられる)サービスや
新幹線に関する話題と考えてください。
(Communicationの特徴)
・ネットでカンタンに予約できる(スマートEX)
http://jr-central.co.jp/ex/
・運航状況をリアルタイムで確認できる
・リニア鉄道館で車両を一般公開している
http://museum.jr-central.co.jp/rolling-stock/
・パック旅行では新幹線の乗車券プランも購入できる
・就職人気ランキングは中部地区でつねに上位
・「鉄道と言えば新幹線」という圧倒的な存在感
・こどもたちに大人気(オトナにも熱狂的ファンがいる)
・新幹線の運行・保守技術を海外にセールスしている(国策として)
・個人的に、新幹線に乗るだけでテンション上がる(笑) など
最後は、Managementの特徴です。
ここでは、企業理念やビジョンなど、
企業の社会的役割やめざす未来についてまとめます。
(Managementの特徴)
・経営理念
日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する
・行動指針
「安全」最優先の行動
「信頼されるサービス」の実践
「進化と飛躍」への挑戦
「能力と技術」の更なる研鑽
「規律ある一体感」の醸成
・2027年に中央新幹線(リニアモーターカー)の開業をめざしている など
このように、まずは特徴を書き出します。
それを、ほかの2つのC(Competitor 競合、Customer 顧客)
についても検証していきます。
次回のブログでは、Competitor 競合について
ガッツリまとめていきます。
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