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USPブログ

USPを、UVPへ

USP(Unique Selling Proposition)は
広告会社では当たり前の概念で、
企業の広告宣伝部でも常識として使われています。

でもマーケティングに関わっていない方や
セミナーなどでUSPを知ったという方とお話しをすると
USPの意味を誤解されていることがとても多いです。

独自のウリがあればいい
他社と差別化できればいい、と
「違いの明確化」に躍起になり、
自社の価値について考えることが
おざなりになっています。

そこで考えてほしいのが、
なんでビジネスをしているのか?
という「そもそも論」です。

ビジネスの目的はザックリ言うと
次の2つに分類されます。

「誰かに、何かを提供する」(価値提供)
「誰かの、悩みを解決する」(課題解決)

USPの一般的な日本語訳である
独自のウリ 他社と差別化できる強み
には、この肝心な「ビジネスの目的」という視点が
欠落しているのです。

そこでUSPの誤解を解消する効果的な方法として、
USPをUVPにする
ワードチェンジをオススメしています。

USP:Unique Selling Proposition
独自のウリ 他社と差別化できる強み

UVP:Unique Value Proposition
自社の強みに紐づいた「顧客への価値」提案

このように、顧客にどんな価値を提案できるんだろうか
という視点で自分のビジネスを考えると、
顧客から必要とされる存在になり、
勝手に差別化もできてしまい、
USP本来の意味にグッと近づきますよ。

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