31May
まず、この広告のコピーを読んでみてください。
HIV ≠ AIDS
今は、治療があります。
そんな今だから、早く検査に行こう。
あなたの将来や、パートナーのためだけでなく
次世代のためにも、あなたがいま検査を受ける
ことが大切です。
ほとんどの人はこのコピーを読んでも
何とも思わないと思います。
でもこの広告は
新宿二丁目のど真ん中に掲出されていて、
ビジュアルでもわかるように
この街で生活するゲイカップルに向けられたものなんです。
ボクはそちらの世界のことはよくわからないのですが、
おそらくこの広告を目にするであろう当事者にとって
HIVやAIDSは
とっても心配で、それでいてとっても身近な問題で、
自分にも愛するパートナーにも
目をつぶれないことだと想像できます。
広告づくりで大事なことは、
「伝える相手は、誰なのか」
「起こしたい変化は、何なのか」
この2点を明確にすることです。
なぜなら広告は、
ソリューションだから。
ターゲット設定力と、コンセプト構築力が
広告のクオリティに直結するのです。
みなさんもこれから広告に触れるとき
「ターゲットは誰で、起こしたい変化は何だろうか?」
と、制作者の考えを想像することで、
広告の本質がだんだん見えてきますよ。
広告もスポーツと同じで、
反復トレーニングが上達の秘訣。
「いい広告は、何がいいのか」
それをずっと自分の言葉で語るようにすれば、
すばらしいUSP職人になれるはずですから。
※ちなみにこのブログは、
気分をその気にするために
新宿三丁目のスタバで書きました。
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