9Oct
今回の香川&愛媛出張のメインは
イルカスイム体験のほかに
日本で最初のコピーライターと呼ばれる
平賀源内のお墓参りをすることでした。
おいおい、やっぱり仕事じゃねぇのかよ(笑)
じつは彼が江戸時代につくったコピーは
いまでも現役バリバリで使われていて、
日本一影響力のあるコピーかもしれません。
もったいぶるのもいやらしいので
さっそくそのコピーをご紹介しますね。
土用の丑の日
うなぎの日
食すれば夏負けすることなし
これは源内の知り合いのうなぎ屋さんが
夏になるとうなぎが売れず困っていたところ、
この言葉を店先に掲げるように勧めた
と言われています。
「夏はうなぎの旬じゃないから売れない」という課題を、
「夏こそ栄養豊富なうなぎを食べて乗り切ろう!」
という新しい常識に変換したのです。
コピーのことを、
気の利いたことを言うとか
美辞麗句を並べるとか
表現の手段と考えている方がとても多いのですが、
コピーの役割はソリューションです。
課題解決だったり、新しい価値提案だったり、
読み手に変化を起こすことなんですね。
だからコピーを考えるとき最初のステップは、
「誰に、どうなってもらいたいのか」
という目的を明確にすること。
いきなりコピーを書こうとすると、
どこかで聞いたことがあるような
コピーのパクりになりがちです。
まずは、コピーの目的を明確にしてくださいね。
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