7Sep
USP(Unique Selling Proposition)は
広告会社では当たり前の概念で、
企業の広告宣伝部でも常識として使われています。
でもマーケティングに関わっていない方や
セミナーなどでUSPを知ったという方とお話しをすると
USPの意味を誤解されていることがとても多いです。
独自のウリがあればいい
他社と差別化できればいい、と
「違いの明確化」に躍起になり、
自社の価値について考えることが
おざなりになっています。
そこで考えてほしいのが、
なんでビジネスをしているのか?
という「そもそも論」です。
ビジネスの目的はザックリ言うと
次の2つに分類されます。
「誰かに、何かを提供する」(価値提供)
「誰かの、悩みを解決する」(課題解決)
USPの一般的な日本語訳である
独自のウリ 他社と差別化できる強み
には、この肝心な「ビジネスの目的」という視点が
欠落しているのです。
そこでUSPの誤解を解消する効果的な方法として、
USPをUVPにする
ワードチェンジをオススメしています。
USP:Unique Selling Proposition
独自のウリ 他社と差別化できる強み
UVP:Unique Value Proposition
自社の強みに紐づいた「顧客への価値」提案
このように、顧客にどんな価値を提案できるんだろうか
という視点で自分のビジネスを考えると、
顧客から必要とされる存在になり、
勝手に差別化もできてしまい、
USP本来の意味にグッと近づきますよ。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。